近年、サポート詐欺による不正送金被害が問題となっています。
偽の警告画面で利用者の不安をあおり、有料サポートやセキュリティソフトを装って遠隔操作ソフトをインストールさせる手口が確認されています。このようなソフトを通じてアカウントが乗っ取られた場合、不正送金などの被害につながる恐れがあります。

サート・ネチズンでは、これまでもサポート詐欺に対していくつかの対策をしてまいりましたが、さらなる安全強化のため、新たにリモートアクセス遮断機能を追加しました。
この機能をONにしておくことで、万が一悪意ある第三者からの誘導により遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合でも、不正なリモート接続のリスクを低減することが可能です。
リモートアクセス遮断機能を搭載したサート・ネチズンをインストール、または同機能を搭載したバージョンにアップデートした際に、初回のみ以下のメッセージが表示されます。
メッセージは、リモートアクセス機能が搭載されたことをお知らせする画面であり、リモートアクセスの警告画面ではありません。

本機能は初期設定がOFFになっています。切り替えについては、本ページの「リモートアクセス遮断機能ON・OFFの方法について」をご参照ください。
ご自身のご利用環境で Microsoft リモートデスクトップなどのリモートアクセスソフトを使用している場合、この機能を ON にするとリモート接続ができなくなりますのでご注意ください。
タスクバー内のサート・ネチズンのアイコン
(
の場合もあります)を右クリックし、ネチズンメニュー画面を表示します。

ネチズンメニュー画面内の「リモートアクセス遮断」をクリックしてください。

機能をONに切り替える場合、下図の確認メッセージが表示されますので、「はい」を選択してください。
※機能ONにするとリモート接続ができなくなりますのでご注意ください。

ネチズンメニュー画面内「リモートアクセス遮断」の項目にチェックマークがつき、機能がONとなります

①と同じ手順でネチズンメニュー画面を表示し、ネチズンメニューの「リモートアクセス遮断」にチェックが入っている状態から「リモートアクセス遮断」をクリックします。

機能OFFへの切り替え確認メッセージが表示されますので、「はい」を選択してください。「リモートアクセス遮断」機能がOFFとなります。

本機能は、リモートアクセスツールを対象に「遮断」または「検知」を行います。ただし、ツールによって動作が異なり、以下の3つのケースが存在します。
本機能はすべてのリモートアクセスツールに対応しているものではありません。ご利用環境に応じて動作が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
リモートアクセス遮断機能が ON のとき、サート・ネチズンがリモートアクセスツールを検知すると、自動的に接続を遮断し、下記のようなメッセージを表示します。このメッセージが表示された時点で、すでにリモートアクセスは遮断されています。
メッセージ内の「プロセス名」には、遮断されたリモートアクセスツールの名前が表示されます。
また、同じリモートアクセスツールが再び接続を試みた場合は、メッセージを表示せず、自動的に遮断されます。

リモートアクセス遮断機能がONの場合、ネチズンがリモートアクセス検知対象のツールを検知すると、リモートアクセス遮断を実行せずに下記のようなダイアログを表示します。このメッセージが表示された時点では、リモートアクセスは遮断されていません。
メッセージ内の「プロセス名」には、検知したリモートアクセスツールが表示されます(※)。
リモートアクセスツールの利用にお心当たりがない場合は、PCの再起動を実施し、該当ソフトがインストールされている場合はアンインストールを実施してください。
※プロセス名の識別が難しい場合は「プロセス名」には何も表示されない場合があります。

注意事項
平日 8:00〜22:00/土・日曜日 8:00〜19:00
(祝日・年末年始を除く)