SaAT Netizen(サート・ネチズン)のご利用方法
インストール〜初回起動までの流れ

他社セキュリティ製品をご使用の方へ
他社製品の中には、SaAT Netizen のような「セキュリティソフト」をブロックする設定がされているものがあります。インストールの前後に下記内容をご確認ください。
①SaAT Netizenのインストール前に
他社製品側の設定で、SaAT Netizen のインストールやネットワーク通信などの動作が許可されていることをご確認ください。インストール時に他社製品による警告が表示された場合は、インストールを許可して続行してください。
②インストールの完了後に
パソコンや SaAT Netizen の動作に異常が見受けられる場合、お使いの環境や他社製品の機能が影響している可能性があります。SaAT Netizen や他社製品の設定を変更し、ブラウザやパソコンを再起動すると、解消される場合があります。
セキュリティ製品別の症状例や改善手順の詳細は、以下のリンク先をご参照ください。
>>他社セキュリティ製品との共存時の問題解決
他社製品についてご不明な点は、該当製品のサポートセンターや、パソコン環境を設定された方にお問い合わせください。
なお、以下の製品については、一部の機能が動作しない、または、起動を妨げる場合がございます。
- 富士ゼロックス セキュリティソフト「beat/anti-virus VSP X.X」
- 富士通 「Systemwalker Desktop Keeper」
- FFRI Limosa
上記3製品をご利用のかたは、SaATサポートセンター(TEL:03-3570-5286)までご連絡をお願いします。

EXE形式 からのインストールでエラーが出てしまう場合
セキュアな環境でEXE形式のダウンロードができない場合や、インストール時に「ダウンロードに失敗しました。」「SaAT Netizenの整合性検証に失敗しました。」などのエラーが出てしまう場合は、ZIP形式からのインストールをご利用ください。
ご利用にはHOMEから『SaAT Netizen』をインストールする必要があります。
まずはHOMEから『SaAT Netizenのインストール(無料)』をクリックしてセットアップファイルをダウンロードし、実行します。
※ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合、「はい」もしくは「許可」を選択して、ファイルの実行を許可してください。
セットアップファイルが実行されると、下図のインストール準備画面が表示されます
(このような画面が表示されたら、100%になるまでお待ちください)

SaAT Netizen セットアップ画面が表示されます。【次へ】を選択して『SaAT Netizen』のインストール操作を進めてください。
※「SaAT Netizen 利用規約」の画面が、ブラウザの後ろに隠れてしまう場合があります。その場合、ブラウザを移動するか、ブラウザ右上の「-」ボタンを押して最小化を行って表示してください。
セットアップ画面が表示されたら「次へ」を選択します

ユーザー使用許諾契約書の内容をご確認の上【同意する】をクリックするとインストールが開始されます。
※回線状況によって異なりますが、約3~5分でインストールは終了します。
ユーザー使用許諾契約書の画面が表示されます

SaAT Netizen のインストールが完了すると、自動的に初回アップデートが行われます。
アップデートが完了すると SaAT Netizen が起動します。以降、SaAT Netizen はパソコンの起動とともに常駐し、Windows のタスクトレイ内にアイコンが表示されます。
※ご利用のパソコン・インターネット環境により、インストール完了後に再起動が必要となる場合があります。
※初回のみSaAT Netizenの起動に時間がかかる場合があります。
初回アップデートの画面(初期設定が実行されます)

SaAT Netizenのアイコンがタスクトレイに表示されます

筑波銀行のサイトへアクセスすると、SaAT Netizenの本体画面が起動します。各サイトでの初回起動時は、利用規約が表示されます。内容をご確認の上【同意する】をクリックすると、本体画面が表示されます。
※「SaAT Netizen 利用規約」の画面が、ブラウザの後ろに隠れてしまう場合があります。その場合、ブラウザを移動するか、ブラウザ右上の「-」ボタンを押して最小化を行って表示してください。
本体画面起動中は、お客様のパソコンを保護・監視し、安心してインターネットサービスをご利用いただくことができます。
SaAT Netizen利用規約

SaAT Netizen本体画面

筑波銀行から他のサイトに遷移したり、ブラウザを閉じるとSaAT Netizenの本体画面は自動的に終了します。

インストールの完了後に動作異常が見受けられる場合
パソコンや SaAT Netizen の動作に異常が見受けられる場合、お使いの環境や他社製品の機能が影響している可能性があります。SaAT Netizen や他社製品の設定を変更し、ブラウザやパソコンを再起動すると、解消される場合があります。
セキュリティ製品別の症状例や改善手順の詳細は、以下のリンク先をご参照ください。
>>他社セキュリティ製品との共存時の問題解決
他社製品についてご不明な点は、該当製品のサポートセンターや、パソコン環境を設定された方にお問い合わせください。
SaAT Netizen 画面説明
SaAT Netizenは、タスクトレイに常駐しています。筑波銀行のサイトアクセス時に「本体画面」が起動し、お客様のパソコンを保護・監視し、安心してインターネットサービスをご利用いただくことができます。
※ただし、セキュリティの観点から、アンチフィッシング、不正実行遮断、HOSTSファイル監視についてはパソコン起動とともに有効となります。
製品の詳しい機能解説については、下記オンラインヘルプをご覧ください。
本体画面
(事業者サイトアクセス時に起動)
事業者のサイトへアクセスした時のみ起動します。

スイッチパネル
(各種機能の ON / OFF を切り替えます)
- ①ファイアウォール機能
- ②アンチキーロガー機能
- ③ブラウザ保護機能
実行パネル
(各種機能の実行を行います)
- ④システムスキャナー
- ⑤DNSチェッカー ※一部事業者にてご利用可能
その他
- ⑥ヘルプ
SaAT Netizenのオンラインヘルプを表示します。 - ⑦設定
各機能の動作設定を行う下記パネルを開きます。
⑧設定より開く動作パネル

- ⑧ネットワーク保護
ネットワーク保護画面が表示されます。ファイアウォールや侵入遮断の動作方法を設定できます。 - ⑨システム保護
システム保護画面が表示されます。システムスキャナーの動作方法を設定できます。 - ⑩設定初期化
SaAT Netizen の設定を初期化し、インストール直後の状態に戻します。
タスクトレイ画面
(常駐)
アイコンを右クリックして表示。本体画面表示以外の機能の ON / OFF や設定を変更できます

各種機能の ON / OFF
(動作の ON / OFF を切り替えます)
- ⑪SaAT Netizen 自動起動
事業者サイトへアクセスすると、本体画面が自動的に起動します。チェックをはずすと自動起動がOFFとなります。
※PCを再起動すると自動起動ONに戻ります。 - ⑫アンチフィッシング
フィッシングサイトへのアクセスを検知します。
※本機能はパソコン起動とともに有効となります。 - ⑬不正実行遮断
悪性サイトによる、ウイルスの実行を、事前に検知・遮断します。
※本機能はパソコン起動とともに有効となります。 - ⑭HOSTSファイル監視
HOSTSファイルの改ざんを監視し、ファーミング攻撃(悪性サイトへの転送)の危険性を検知します。
※本機能はパソコン起動とともに有効となります。
動作方法の設定
- ⑮ネットワーク保護
ファイアウォールや侵入遮断の動作方法を設定できます。 - ⑯システムスキャナー
システムスキャナーの動作方法を設定できます。
管理機能の実行
- ⑰ログ表示
SaAT Netizen の動作履歴(ログ)を管理できます。 - ⑱バックアップセンター
プロセス監視やシステムスキャナーで駆除したウイルスのバックアップを管理できます。
その他
- ⑲ヘルプ
オンラインヘルプが表示されます。 - ⑳SaAT Netizen 終了
本体画面を手動終了します。
SaAT Netizen の機能
システム保護
プロセス監視
システムのアクセス先や動作中のプログラム(プロセス)をリアルタイムで監視し、ウイルスを検知・駆除します。プロセス監視は事業者サイトへのアクセス中、本体画面とともに動作します。動作は OFF にできません。
不正実行遮断 (Block Exploit)
悪性サイトによる、ブラウザの脆弱性を利用したウイルスの実行を、事前に検知・遮断します。不正実行遮断は常駐機能で、本体画面の起動に関わらず動作します。動作は ON / OFF を切り替えられます。
※本機能はパソコン起動とともに有効となります。
HOSTS ファイル監視
HOSTS ファイルの改ざんを監視し、ファーミング攻撃(悪性サイトへの転送)の危険性を検知します。HOSTS ファイル監視は常駐機能で、本体画面の起動に関わらず動作します。動作はON / OFF を切り替えられます。
※本機能はパソコン起動とともに有効となります。
システムスキャナー
パソコンのシステムやメモリをスキャンして、ウイルスを検知・駆除します。システムスキャナーは本体画面やシステム保護画面から実行できます。動作方法の設定もできます。
スキャン対象はパソコンのフォルダ、プログラムファイル、メモリ、ブート領域です。スキャン方法には、指定スキャンと簡易スキャンの2種類があります。スキャン方法に応じて、スキャン対象の範囲が変わります。
システムスキャナーの設定
タスクトレイメニューからシステム保護を選択するか、本体画面から設定→システム保護を選択します。システム保護画面が表示されます。システムスキャナーの設定から、スキャンの動作方法を設定します。
自己防御
ウイルスの攻撃から SaAT Netizen 自身を防御し、機能の無力化を阻止します。自己防御は SaAT Netizen のファイル、レジストリー情報、プロセスへの不正な操作を常時阻止します。動作は OFF にできません。
ネットワーク保護
ファイアウォール
プログラムごとにインターネット接続を制御し、不正な接続や情報漏えいなどの危険性からパソコンを保護します。ファイルウォールは事業者サイトへのアクセス中、本体画面とともに動作します。動作は ON / OFF を切り替えられます。動作方法の設定もできます。
侵入遮断
ネットワークの通信状況を監視して、ワームやスパイウェアなどの侵入を検知し、パソコンへの感染を阻止します。侵入遮断は事業者サイトへのアクセス中、本体画面とともに動作します。動作は ON / OFF を切り替えられます。
DNS チェッカー
パソコンが参照するDNSに対し、事業者サイトのドメインとIP情報をチェックすることで、DNSハイジャックや偽装、ファーミング攻撃(悪性サイトへの転送)の危険性を検知します。DNS チェッカーは本体画面の起動時と、本体画面からの実行時に動作します。
個人情報保護
アンチフィッシング
ブラウザがアクセスするURLを監視し、フィッシングサイトへのアクセスを検知します。アンチフィッシングは常駐機能で、本体画面の起動に関わらず動作します。動作は ON / OFF を切り替えられます。
※本機能はパソコン起動とともに有効となります。
アンチキーロガー
事業者サイトの利用中、キーボードからの入力内容を保護することで、キーロガーによる情報漏洩を阻止します。アンチキーロガーは本体画面とともに動作し、事業者サイトのページにおける ID、パスワード、カード番号などの入力を保護します。動作は ON / OFF を切り替えられます。
ブラウザ保護
ウイルスによるブラウザへのハッキング行為を検知することで、MITB攻撃(ブラウザの乗っ取り)などの危険性からパソコンを保護します。ブラウザ保護は事業者サイトへのアクセス中、本体画面とともに動作します。動作は ON / OFF を切り替えられます。